BUSINESS

事業共創

BUSINESS CO-CREATION

未利用資源を微生物の力で有用な発酵原料へと転換したアップサイクルグリーンフード原料を事業化するため、「共同開発」と「データ販売」の2つのサービスをご提供いたします。

JOINT DEVELOPMENT

共同開発
パートナー企業様が求める原料の機能を実現するため、アップサイクルグリーンフード原料の共同開発を行います。豊富な共同開発の実績と、100種類以上の未利用資源を取り扱った経験を活かし、未利用資源に特化した開発を支援いたします。また、自社製造工場でのスケールアップ試作や製造受託を含め、事業化まで一貫したサービスをご提供いたします。
ターゲット課題
開発手段について
残渣について
新規原料について
共同開発ロードマップ
アップサイクルグリーンフード原料の開発から事業化までをワンストップで支援します。共同開発は各フェーズごとに契約を締結し、次のフェーズへ進めていきます。開発内容によって期間や費用が異なるため、個別にご案内いたします。
Phase 0 協議
ヒアリング・内容協議
ヒアリング・内容協議
開発パートナー企業様が保有する未利用資源や、新たに開発を希望される原料についてヒアリングと協議を行い、共同開発に向けた開発契約を締結します。
Phase 1可能性検証・最適化検証
酵素・微生物選定・発酵試験
酵素・微生物選定・発酵試験
目的とするアップサイクルグリーンフード原料に最適な糖化・発酵プロセスを設計し、発酵試験を実施します。香りや呈味の官能評価、ターゲット成分の産生量などを開発の指標とします。
最適化試験
最適化試験
製造工程を想定した重要管理パラメータや規格の設定を想定して、発酵工程の最適化を実施します。
Phase 2 量産試作
量産試作・パイロット製造
量産試作・パイロット製造
スケールアップ試験および量産試作を実施します。岩手県奥州市に自社工場を保有しており、原料の研究開発から量産まで一貫した対応が可能です。
Phase 3 本番製造
受託製造・ライセンス契約
受託製造・ライセンス契約
開発パートナー企業様のニーズに応じて、当社工場での受託製造を行うか、ライセンス契約を締結した上で、開発パートナー企業様保有の設備で生産を開始します。
事例紹介
私たちと共同開発した新規原料が製品化された事例をご紹介します。現在、共同開発中の未公開案件も多数ございますので、順次更新してまいります。
日本ゼトック株式会社
日本ゼトック株式会社と共同で、木質をアルコール発酵させる技術を確立。規格外の山桜木部をアルコール発酵した際の副産物を活用し、山桜の天然機能性成分を凝縮した木質発酵エキスを化粧品原料化しました。
宝酒造株式会社
宝酒造株式会社と共同で、従来は搾汁後に廃棄されていた柑橘の果皮を独自の発酵技術で飲料用途に原料化したアルコールを開発。そのアルコールが、新ブランド“タカラ「発酵蒸留サワー」”に採用されました。
POLA
株式会社ポーラと共同で、ゆず搾汁粕を活用した「ゆずのさのうエキス」を開発し、同社の新製品に採用。高知県が原料となる「さのう」を提供、東京工科大学がエキスの検証及び分析を行い、産官学が連携して取り組みました。
ご質問・ご相談など、
こちらからお気軽にお問い合わせください

DATA SHEET

データ販売
未利用資源を最大限に活用するため、当社が蓄積したデータを基にした資料をご提供します。
未利用バイオマスデータシート
食品残渣を中心とした未利用バイオマスを原料として、それらを再生・循環・アップサイクルするためには、未利用バイオマスに関する特性を理解する事が重要となります。未利用バイオマスには、果実、穀物、などの種類の多様性と、それらを製造工程で加工する方法によっても、組成や分解のされやすさ、発酵後の成分プロファイルが大きく異なります。
これまでファーメンステーションが蓄積した知見を収載したデータシートとして、酵素による糖化処理のデータシート、ならびに、発酵原料の網羅的メタボローム解析データシート、これら2つの製品を販売します。
未利用バイオマスデータシート vol.1
– 未利用資源糖化分析 100種 –
ご提供価値
「未利用資源100種 × 酵素」の糖化効率データ
規格外農産物や製造残渣・副産物等の未利用バイオマスの発酵アップサイクルを検討するにあたり、各未利用バイオマスの組成を把握し、発酵プロセスの粗原料とするために適切な糖化分解を行うことが求められます。
当社では、野菜、果物、加工品といった、発酵アップサイクル技術の適用対象となりやすい100種類の未利用バイオマスについて、相対的な適用可能性や難易度に関するデータを公開します。
当社オリジナル酵素を用いて、アップサイクルの初期段階として重要な工程である、酵素による糖化分解の実験結果を掲載しております。
未利用バイオマスデータシート2023
未利用バイオマスデータシート2023
未利用バイオマスデータシート2023
未利用バイオマスデータシート vol.2
– 発酵素材メタボローム網羅的解析 1,100成分 –
本データシートの販売は終了しています。
発酵アップサイクル技術で開発できる原料のメタボローム解析にご関心のある方には、
個別のサービス提供がございます。
ページ下部の「CONTACT FORM」よりお問い合わせ下さい。
ご提供価値
「未利用資源 × 発酵」で得ることができる
素材価値と多様性に関する成分データ
発酵アップサイクル技術による素材は、基材となる未利用資源の種類と、それらを発酵する菌の種類によって、多様な成分プロファイルを有します。高付加価値な特徴を有する食品素材の開発おいては、官能的評価による香りや味に加え、機能性成分を含めた成分データを参照することが、有効なアプローチとなります。
ファーメンステーションは、100を超える未利用資源の取り扱い経験の中で、発酵アップサイクル素材開発のノウハウを蓄積してまいりました。その中で、代表的な食品残渣と菌の組み合わせによる発酵素材について、1,100成分の代謝産物を対象としたメタボローム解析データをご提供します。(本サービスは メタボローム解析受託事業を行うヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ社との共同事業となります)
ファーメンステーション
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ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ社
「未利用バイオマスデータシート vol.2」におけるご提供データは、上記の発酵方法10種類の中から選定した5種類となります。その他の5種類に関するデータをご要望のお客様は別途ご相談下さい。
対象:菌種の比較に着目するお客様向け
製品特長
4つに食品残渣を分類し、
グループ別に販売致します
(4製品)
菌種の比較図
対象:食品残渣の比較に着目するお客様向け
製品特長
微生物の種類別に、10種の食品残渣に
関する製品を販売致します
(3製品)
食品残渣の比較図
サンプルデータにご関心のあるお客様へ
メタボロームデータについての理解を深めていただくために、データの一部および100検体に関するヒートマップの抜粋を、サンプルデータとしてご提供しております。
詳細については、こちらからお問い合わせください。
製品のお問合せ
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未利用バイオマスデータシート vol.1 -未利用資源糖化分析 100種-
未利用バイオマスデータシート vol.2 -発酵素材メタボローム網羅的解析 1,100成分-