IMPACT

SDGsの取り組み

OUR APPROACH TO SDGs

ファーメンステーションは
持続可能な開発目標(SDGs)を
支援しています

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。~外務省より引用~
4. 質の高い教育をみんなに

4. 質の高い教育をみんなに

製造拠点を置き、地域資源循環の中心地となっている岩手県奥州市で、任意団体「マイムマイム奥州」を設立。主に子供たちに向けた環境教育のプログラムを実施しています。また、都市部や海外の視察者に、地域循環を学ぶワークショップやツーリズムのプログラム等を不定期で提供しております。
※通常時、製造拠点は非公開
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

独自の発酵技術でエタノールを製造し、その残りの蒸留粕を化粧品原料や家畜の餌にするなど、新たな地域産業と高付加価値資源を生み出しています。原料米、エタノール、蒸留粕はオーガニック認証を取得し、「国産・トレーサブル・オーガニック」という新しい化粧品原料市場を開拓しています。
11. 住み続けられるまちづくりを

11. 住み続けられるまちづくりを

エタノールの製造工程で出る蒸留粕は化粧品原料にしたり、鶏や牛農家のエサとして利用しているためゴミが出ません。さらに鶏糞や牛糞を肥料として利用し、栽培したひまわりからヒマワリオイルを搾るなど、資源循環の輪が年々広がっています。
12. つくる責任つかう責任

12. つくる責任つかう責任

オリジナルブランド「FERMENSTATION」では、蒸留粕を使った洗顔石けんなど、植物由来のナチュラルな化粧品・雑貨を企画販売しています。石けんのパッケージには再利用可能な布袋を採用。弊社オリジナルのオーガニック原料を配合し、人にも環境にもやさしいプロダクトをお届けしています。
15. 陸の豊かさも守ろう

15. 陸の豊かさも守ろう

地元農家と提携し、荒れ地となっていた休耕田を耕し、有機JASオーガニックの米作りを行っています。オーガニック栽培によって生物多様性を守り、生態系の維持や環境に配慮した作物の生産を重要視しています。また、不法投棄の温床となりやすい遊休地や、働き手のない畑に搾油用のひまわりを植えることで景観を維持し、土地の荒廃を防いでいます。
 
 
 
 
 
 
17. パートナーシップで目標を達成しよう

17. パートナーシップで目標を達成しよう

奥州市を拠点とした米からエタノールをつくる地域循環は、主に4つの事業者がメンバーとなって資源のバトンを渡しています。オーガニック米を栽培する農事組合法人、米を発酵しエタノールをつくる弊社、蒸留粕をエサとして給餌する養鶏農家、その鶏糞を肥料として利用する地元農家の4者です。都市と農村を結ぶこのパートナーシップを持続させることが、このプロジェクトの要であり、このような関係性が続いていることは非常におもしろい点です。資源循環だけでなく、このプロジェクトを通じ、地方に都市部や海外からの来訪者が増えることで、地域外からの人口流動性が高まり、異文化交流が生まれています。SDGsが掲げられる前から続いているこの取り組みを2030年以降も続けていけるよう、持続可能性を高め、新たな未利用資源の高付加価値化を進めていきたいと考えています。