開発ストーリー
シードル醸造副産物
「りんごの搾り残さ」から生まれた
“サステナブルプロダクト”
「青森りんごで作ったエタノール」は、JR東日本グループがりんごのお酒「シードル」の醸造工程から発生する副産物である 「りんごの搾り残さ」をファーメンステーションに提供し、これを原料として発酵・蒸留、精製した「りんごエタノール」と、ファーメンステーションが独自に取り組む休耕田を活用した「オーガニックライスエタノール」を配合しています。
廃棄物ゼロを目指して取り組んだ
りんごエタノール
りんごの搾り残さは、これまで廃棄されていましたが、廃棄物ゼロを目指して2018年からエタノールの精製に取り組んでいます。リンゴの搾り残さに含まれるりんご果皮や繊維を原料とするエタノール製造は、繊維質が多いため発酵させることが難しいのですが、仕込み条件などを最適化することで、「りんごエタノール」の効率的な精製プロセス開発に成功しました。
未利用資源である休耕田を利用した
オーガニックライスエタノール
2009年より、未利用資源の活用、ゴミゼロを掲げ、岩手県奥州市の休耕田を利用して育てられた非可食の有機JAS米を発酵・蒸留させたエタノールを製造しています。エタノール製造の副産物である発酵粕は、化粧品原料や地域の鶏や牛の飼料として利用し、さらに鶏糞は水田や畑の肥料になり、お米、野菜やひまわり油などが生まれています。廃棄物ゼロで環境への負荷が低いだけでなく、地域での循環型事業を実現しています。
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「お米とりんごの除菌ウエットティッシュ」の循環システム
未利用資源を発酵技術によってエタノール化、発酵残さも餌にすることでゴミゼロのサーキュラーエコノミーを実現しました。
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ファーメンステーションの取り組み