プレスリリース
2023.10.25

資源循環から生まれた除菌スプレー「リンゴだったサニタイザー」が「2023年度グッドデザイン賞 グッドデザイン・ベスト100」を受賞

独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップの株式会社ファーメンステーションが、今年5月にクラウドファンディングを実施して開発した除菌スプレー「リンゴだったサニタイザー」が、2023 年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞、「グッドデザイン・ベスト100」として選出されました。



商品自体のデザインが美しいという「審美性」に加えて、この商品が循環型社会の仕組みの中できちんと機能しているという「考え方の美しさ」も兼ね備えているということが高く評価されました。
ファーメンステーションは今回の受賞を励みに、今後もステークホルダーと共に、資源循環と持続可能な社会につながる取組を推進して参ります。

■2023年度グッドデザイン賞 受賞内容
□ 商品名称:リンゴだったサニタイザー
□ 事業主体:株式会社ファーメンステーション
□ 受賞企業:株式会社ファーメンステーション / 株式会社新東通信 / 株式会社スタジオディテイルズ

□ 審査委員からの評価コメント
りんごを絞ってジュースを作り、搾りかすからエタノールを生成し、リンゴの香りのするサニタイザーが生まれている。
それだけにとどまらず、発酵後の残渣から鶏や牛への飼料を作り、またその家畜からの糞で畑への肥料として供給されることで、完全循環型のモデルが実現している。しかも、ボトルも再生プラを使い、ラベルを剝がした後のグラフィックもインテリア性が高い。 商品自体のデザインが美しいという「審美性」に加えて、この商品が循環型社会の仕組みの中できちんと機能しているという「考え方の美しさ」も兼ね備えているということで、大変評価された除菌スプレーだ。

■「リンゴだったサニタイザー」商品概要
りんごの搾りかすから生まれた、循環する除菌スプレー「リンゴだったサニタイザー」。
廃棄されるりんごの搾りかすから作ったやさしい香りの除菌スプレーで、「除菌をポジティブ」にするというコンセプトのもと、使ったときの「心地よさ」と社会貢献の「心地よさ」を体現するプロダクトとして開発。
使うほど廃棄削減につながっていくアップサイクル商品です。
また、本商品を手に取って頂くことで、背景にあるストーリーや、関わる人々についてもお伝えしたいという新たな消費のあり方を模索する試みでもあります。

ファーメンステーションの日々の取り組みは、「PUKUPUKU POTAPOTA」(略してプクポタ)というプロジェクトで包み隠さず発信しています。(原料が発酵する際のプクプクと泡立つ有機的な姿と、蒸留されしずかにポタポタと落ちていく様子から名づけました)

インスタグラム:https://www.instagram.com/pukupota/
medium :https://medium.com/pukupota-journal
本プレスリリースはこちらhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000051332.html