プレスリリース
2023.07.20

岩手県奥州市に拠点を置く社会福祉法人「奥州いさわ会」と商品製作等で連携:連携開始にあたり、施設や全職員の衛生管理・活動支援を目的に、当社製品「お米でできたハンドスプレー」を寄付

独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる社会を構築する、研究開発型スタートアップの株式会社ファーメンステーションは、岩手県奥州市を拠点する社会福祉法人・奥州いさわ会と商品製作等での連携を開始します。

■「奥州いさわ会」との連携開始における背景・目的
ファーメンステーションは、2009年の創業より岩手県奥州市に研究開発拠点兼自社工場(奥州ラボ)を構え、地域に根差した事業を推進してまいりました。官民の連携を通じ、多様な地域ステークホルダーが参画する地域循環型社会の形成をさらに目指すべく、2023年3月、岩手県奥州市と連携協定を締結しました。
地域の市民、学生、企業等への活動支援や学びの機会提供を加速し探る中で、地域の中で長年、子育て・高齢者・障がい支援を行っている実績、そして創造的な胆沢型共生社会を目指し、地域に根差した活動を展開する「奥州いさわ会」に共感し、これからのインクルーシブな社会を共につくりたいと考え、今回の協業に至りました。

ファーメンステーションは事業そのものがサステナブルな社会作りに直結し、さまざまな観点で、社会的インパクトの実現を目指しています。 組織の面では「コミットメント」を制定・公開し、環境・社会・ガバナンス・事業性・プロダクトの5つの視点で具体的に実施しているアクションを明記、社内外に宣言しています。

<ファーメンステーションの「コミットメント」一部抜粋>
・岩手県奥州市に創業以来一貫して拠点を持ち、地元で継続的に雇用
・地域の休耕田の再生に取り組み、地域の豊かな景観の維持に貢献
・可能な限り自社拠点での同地域や近いエリアからの資材や原料を調達
・商品開発において仕入れがある場合はフェアトレード原料を積極的に採用
・多様なステークホルダーと事業を共創(原料では地域農家、販売に関する小売りなど一気通貫の事業)
https://fermenstation.co.jp/commitment/

■社会福祉法人「奥州いさわ会」について
「子どもたちに生きる力を、高齢者に生きがいを、障がい者に生きる喜びを」を基本理念に掲げ、胆沢型地域共生社会の実現を目指す「奥州いさわ会」は、子育て支援、高齢者支援、障がい支援を一体的に行っております。 過去、3法人が独立した社会福祉法人として運営を行っていましたが、2021年4月に対等合併し、胆沢に根差した社会貢献事業を連携して展開しています。障がい部門で運営するパン工房「パン日和」は、美味しいパン屋さんとして地域住民に愛されており、また子育て部門では、2024年4月に奥州市で初となる公私連携による認定こども園の運営を開始する予定です。

■商品製作連携開始にあたる寄付の実施
『子どもたちに生きる力を、高齢者に生きがいを、障がい者に生きる喜びを』を基本理念とする「奥州いさわ会」では、胆沢型共生社会の実現を目指し、子育て・高齢者・障がい支援事業を行っています。
日頃からの衛生管理が不可欠である事業への活動支援、また、休耕田などの地域課題共有、地域事業への認知向上および理解促進、地産地消の啓発等を目的として、ファーメンステーションが展開する「お米でできたハンドスプレー」を寄付いたしました。

「お米でできたハンドスプレー」は、岩手県奥州市の休耕田を耕し栽培した有機JAS玄米を主原料とし、奥州市のラボで丁寧に発酵・蒸留したエタノールを使用。手肌をクリーンにするハンドスプレーです。
エタノールの製造過程で出た発酵粕は家畜のエサとして利用し、家畜である鶏糞は畑の肥料として活用するなど、地域の中でゴミを出さない循環を実現しています。

7月19日発行プレスリリース全文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000051332.html