プレスリリース
2023.11.13

ロレアル主催のテクノロジースカウティングイベントL’ORÉAL Big Bang Japan 2023におけるファイナリスト選出について ~革新的なバイオテクノロジーや環境に配慮した化粧品原料を対象

株式会社ファーメンステーションは、このたび日本ロレアル株式会社が主催するテクノロジースカウティングイベントL’ORÉAL Big Bang Japan 2023におけるファイナリストに選出されましたのでお知らせします。

 同イベントでは、革新的なバイオテクノロジーや環境に配慮したプロセス技術等の先進技術をもとにしたサステナブルな原料・素材を選出対象としています。このたび、当社が提供する、未利用バイオマスの発酵アップサイクル技術および当該技術によって生成されるアップサイクル原料がもつ新規性、機能性やストーリー性が高く評価され、ファイナリスト選出に至りました。

本イベントを通じて、グローバルNo.1としてビューティー業界をけん引するロレアルとの協業を強化し、循環型社会の実現に取り組んでまいります。



■ロレアルグループと化粧品業界について
ロレアルは、2030年に向けてのサステナビリティ・コミットメント「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」を宣言しています。※参考URL(ロレアルHPより)
https://www.loreal.com/-/media/project/loreal/brand-sites/corp/master/lcorp/7-local-country-folder/japan/documents/pdf/sustainability-commitements/forthefuture-j.pdf?rev=3f0b2a7695f44f68b9a8a0b6faf24188&hash=694BF71582E7A8CB5D3365A75BE302A3

2030年までにロレアルの処方に使用する成分の95%を、バイオ由来、枯渇のおそれのないミネラル、または循環型プロセスから得られるものへ切り替えることが示されています。このような動きが契機となり、現在化粧品業界においては、使用成分の植物由来化・脱石油化にとどまらず、社会課題解決も伴ったアップサイクル原料の利用が急速に広がっております。

■バイオものづくり技術としての当社技術について
微生物・生物機能を用いた植物系資源からの物質生産を対象とした「バイオものづくり産業」は、2050年カーボンニュートラルに向けたキーテクノロジーのひとつとして、我が国においても重点領域として位置付けられています。※参考URL(内閣官房HPより)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/pdf/ap2022.pdf

バイオものづくり産業で従来主流であった、遺伝子組み換え微生物の活用によるバイオ由来物質の低コスト化・高純度化に対する新たな選択肢として、当社では、非遺伝子組み換え微生物(nonGMO)と未利用資源の化学特性とを巧みに組み合わせたプロセスを構築することで、独自性、機能性等に優れた複合材料を生成しています。



本イベントの選出対象となった当社技術や原料については、当社ホームページにて詳細をご紹介しております。ぜひご覧ください。
発酵アップサイクル技術によるオリジナル素材の創出(共同開発)
https://fermenstation.co.jp/technology/
当社保有原料(原料の製造販売)https://fermenstation.co.jp/material/
自社サイト https://fermenstation.co.jp/
プレスリリース全文 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000051332.html