プレスリリース
2021.03.08

ファーメンステーション、グローバル・オープンイノベーション・プログラム『Food Tech Studio – Bites!』に選出

独自の発酵技術で未利用資源を活用し、循環型社会を構築するスタートアップの株式会社ファーメンステーション(代表取締役:酒井里奈、本社:東京都)は、スクラムベンチャーズ(Scrum Ventures LLC、ジェネラルパートナー:宮田拓弥、本社:米国サンフランシスコ市)の、グローバル・オープンイノベーション・プログラム『Food Tech Studio – Bites!』の事業開発プログラムに選出されました。

当社は、独自の発酵・蒸留技術を用いて、食品・飲料工場などから発生する副産物をアップサイクル(※1)し、高付加価値の新しい商品や事業を展開しています。これまでも、アサヒグループとJR東日本グループが製造するりんごのお酒「シードル」の醸造工程から発生する副産物である「りんごの搾り残さ」を発酵・蒸留、精製した「りんごエタノール」を用いたアロマ製品や除菌ウェットティッシュなどを製造、さらに、エタノール精製後の蒸留残さは、牛や鶏の飼料として活用し、廃棄物を出さない循環型プロセスを実現してきました。(※2)

本プログラムに参加するパートナー企業、自治体などの皆さまとの出会いと事業共創を通じて、未利用資源活用の可能性を見出し、さらなるグローバル展開を目指します。



『Food Tech Studio – Bites!』 とは 『Food Tech Studio – Bites!』は、日本の食産業を代表するパートナー企業と世界中のスタートアップと共に、「新 “食” 産業」の創出を目指すグローバル・オープンイノベーション・プログラムです。
オープンイノベーションを通じて、新素材やIoT調理家電、食のパーソナライゼーションといった新サービスなど、テクノロジーを活用して食分野に新たな価値を創造します。さらにフードロスやプラスチックゴミといった社会課題の解決、環境保護のための植物性タンパクの進化等にも取り組むプログラムです。
期間:2021年1月〜2021年3月
パートナー企業:不二製油グループ本社株式会社、日清食品ホールディングス株式会社、フジッコ株式会社、ハウス食品グループ本社株式会社、株式会社伊藤園、株式会社ユーハイム、カゴメ株式会社、株式会社ニチレイ、大塚ホールディングス株式会社、東京ガス株式会社
戦略パートナー:株式会社博報堂、日立グローバルライフソリューションズ株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、三菱ケミカル株式会社、株式会社オレンジページ、株式会社シグマクシス、東京建物株式会社、辻調理師専門学校
自治体パートナー:加賀市、神戸市、新潟市
主催:スクラムベンチャーズ
公式サイト:https://www.foodtech.studio/

(※1)アップサイクルとは
リユース(再利用)、リサイクル(再循環)と異なり、廃棄物や副産物など、従来、不要と考えられたり有効活用されていないものを、様々なアイデアや手法でさらに価値の高いプロダクトに転換すること。

(※2)
シードル醸造副産物「りんごの搾り残さ」から「りんごエタノール」を精製 「りんごエタノール」を配合した『お米とりんごの除菌ウエットティッシュ』新発売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000051332.html
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