プレスリリース
2022.06.16

ファーメンステーションがニチレイフーズと未利用資源再生・循環パートナーシップ:焼おにぎりの規格外ごはんをアップサイクルした発酵エタノール配合の「焼おにぎり除菌ウエットティッシュ」を開発


独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップの株式会社ファーメンステーション(本社:東京都、代表取締役:酒井 里奈、以下 ファーメンステーション)と株式会社ニチレイフーズ(本社:東京都、代表取締役社長:竹永 雅彦泰、以下 ニチレイフーズ)は、持続可能な社会に向けたサーキュラエコノミー(循環型経済)の実現を目指した未利用資源の再生・循環パートナーシップの取り組みとして、ニチレイフーズの冷凍食品「焼おにぎり10個入」の製造過程で排出される規格外のごはんを原料に、発酵アルコール(エタノール)を精製し、そのアップサイクル(※)されたエタノールを配合したオリジナルの『「焼おにぎり」除菌ウエットティッシュ』を開発いたしました。
本商品の展開は、2022年6月17日(金)~19日(日)の3日間、千葉県千葉市の袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コースを舞台に開催されるニチレイレディスにて期間計1万個を無料配布することからスタートします。

■共創の取り組みの背景と商品概要
これまでニチレイフーズでは食育や環境活動、社会貢献など、全社員が自分たちの担当領域を越えて自発的に活動する社内活性化プロジェクト「ハミダス活動」の一環として、様々な社会課題の解決に取り組んでまいりました。 現在、フードロス削減が社会課題のひとつとなっています。ニチレイフーズはこれまでも、こども食堂やフードバンクへの寄付を通じてフードロス削減に挑戦してきました。また、工場の生産過程でどうしても出てしまう食品残渣は、すべてを肥料や飼料にリサイクルしています。しかし、食を支える企業として、食品残渣に「社会的価値」を付加しアップサイクルすることで、これまで以上に豊かな社会を実現したいという想いがありました。 この度、そのアップサイクルの取り組み第一弾として、食品・飲料の製造過程で出る規格外品・副産物や農産物の規格外品等をアップサイクルし、発酵アルコール(エタノール)とするファーメンステーション独自の発酵技術が共創先として選ばれ、ニチレイフーズのロングセラー商品である「焼おにぎり10個入」の規格外ごはんを除菌ウエットティッシュへ生まれ変わらせ、提供いたします。また、発酵・蒸留時に発生する副産物である発酵粕もゴミとせず、ニワトリの飼料として余すことなく活用します。

〈商品名〉
「焼おにぎり」除菌ウエットティッシュ
〈商品特徴〉
・「焼おにぎり10個入」の規格外ごはんを、発酵、蒸留させて作ったエタノール、チャ葉エキス、グレープフルーツ種子エキスを配合した、99%天然由来(残り1%は除菌成分)のウエットティッシュです。 フラップに再生PETラベル、不織布に植物由来の生分解性セルロース素材を採用し、環境に配慮して います。
・無香料で、手指消毒だけでなく様々なシーンでご利用いただけます。
・除菌性能テスト済(一般社団法人日本衛生材料工業連合会の制定した、除菌を標榜するウエットワイ パー類の基準によるテストを実施) 〈展開予定〉
・ニチレイレディスにて1万個無料配布(2022年6月17日(金)~19日(日)の3日間)

詳細はこちらをご覧下さい
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000051332.html