プレスリリース
2021.04.12

プレスリリース:ファーメンステーション、高知県産ゆずの搾汁かすからのエタノール精製に成功、化粧品原料化を検討

独自の発酵技術で未利用資源を活用し、循環型社会を構築するスタートアップの株式会社ファーメンステーション(代表取締役:酒井里奈、本社:東京都)は、高知県産ゆず搾汁かす(さのう)から高濃度アルコール(エタノール)を精製することに成功しました。

当社は、岩手県奥州市のラボを拠点にし、休耕田を活用した原料米の生産、多様な未利用資源からの原料開発を行い、サステナブルな製品開発・事業展開を目指す企業に向けた原料提供や、OEM/OEM事業を展開しており、これまでも、有機JAS米を原料とした国内唯一のエコサートおよびUSDAオーガニック認証エタノールや米もろみ粕の製造、岩手県産ヒエのヌカの化粧品原料化などに取り組んでまいりました。

本件は、高知県が、令和2年度に株式会社リバネスに運営委託して実施している、スタートアップ企業と県内企業のコラボレーションによる新事業開発促進事業「こうちネクストコラボプロジェクト( https://kochi-ncp.jp )」(令和2年度高知県新事業創出人材育成事業)の一環として、JA高知県と共に取り組んだプロジェクトです。

日本一のゆず産地である高知県は、国内生産量約2.0万tのうち、およそ1.0万tを県内で生産しており50%以上のシェアを保有しています。そのうち、未利用果実や搾汁残渣等として約3,500tが廃棄されており、この廃棄原料の活用が課題となっております。
本取組みでは、JA高知県より現在廃棄されているゆず搾汁かす(さのう)を提供いただき、ファーメンステーションにて独自の発酵技術を用いてエタノール製造試験に取り組み、高濃度エタノールを精製しました。また、この原料を活用したアロマスプレーを試作しております。
さらに、エタノール試験精製後の蒸留残さは、牛の飼料として活用しており、廃棄物を出さない循環型プロセスの実現を目指します。

本取り組みは、機能性が高く香気成分が豊富なゆずを余すところなく活用することで、ゆず残渣を新たな地域資源と捉え、地域産業の振興へ貢献することが期待されています。

当社では、この世界的にも珍しいゆずエタノールを、ゆず搾汁かす(さのう)を活用したサステナブル原料として、化粧品や雑貨原料として利用していただけるよう原料化を進める予定です。
さらに、当社のオリジナル原料開発のノウハウと、サスティナブルプロダクト、クリーンビューティー市場の知見を生かし、環境に配慮された、国産原料で、クリーンビューティーの発展に貢献する商品開発を目指します。



試作製品
製品事例として、ゆずエタノールを原料に以下の試作品を製造いたしました。

▼ゆずアロマティックスプレー
ゆずエタノール、ゆず精油、精製水を用いたアロマスプレー。ゆずと水のみでできています。
・天然由来原料100%
・高知県産ゆず精油を配合



※ファーメンステーションの原料化事例
▼岩手県産ヒエのヌカを世界で初めて化粧品原料化しサステナブル原料「ヒエヌカオイル」「ヒエヌカエキス」に
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000051332.html

▼米もろみ粕エキスがエコサートのオーガニック認証を取得クリーンビューティー原料として活用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000051332.html
PR Timesでのリリースはこちら